たなごころ

私は兼業音楽家なので、
音楽業とウエートレス業を兼業しております。

実は、お嬢と呼ばれるようになった由来ですが、
ラテン歌謡ポップスバンド、Ｓｐｏｏｎを結成する際に、
バンドネームをつけようという話になって、
ちょ～どその時に居酒屋さんでアルバイトをしていたのですが、
お客さんでい～～～っつもお嬢～お嬢～ゆうてくる人がおったんですね。

そこからなんです。

どこぞの酔っ払いのおっさんに命名された私は、
ウエートレスお嬢、ピアニストお嬢として日々を重ねていくのであります。

しかし、
思いのほか、お嬢という名前？？は浸透しまして。
人見知りしがちな私の心もよく和らげてくれたもんです。

しかししかし、
そろそろ、ええ歳なんですねえ。
私の中では馴染んでるからええけど、
初対面の人にいつまで通じるやろう～なんて思ったりもするお年頃。

しかししかししかし、
一応、今でもウエートレスお嬢も健在でしてね、
今だいるんですよ、時々、おいお嬢、と呼んでくるおっさん客が。

私の中では自分の名前化してしまってるので、
おっさんにそう呼ばれても何とも思いませんが、
一般的にどうなんでしょう・・・？

木瓜（ぼけ）の花は、
その自分の名前ではなく、言葉の意味というか気持ちというか、
その辺りも理解してるんかなあ。

実際、名前として呼ぶ人にとっては、単に名前でしかないけれど、
そうじゃない呼び方として捉えた時の、
お嬢とは．．．？
を、知らん辺りがお嬢なんか？

そんなお嬢の精神年齢鑑定は、４３歳でしたが。