
2007年06月23日
もう畑には落ちませんように
お父さんといえば、たった1つ、鮮明に覚えている思い出があります。
私が小学校1年生くらいの頃、
初めて補助輪なしのいわゆる2輪の自転車に、1人で乗れるようになった時のこと。
もう嬉しくて嬉しくて、乗れた♪乗れた♪と、
何度も何度も、家の前の道を往復していました。
ちゃりちゃりるるる~ん♪
嬉しさのあまり、だんだん自転車ではなく調子に乗り出した私。
道の端っこなんかも走りだしました。
その道沿いには柵とかがなく、3~4m下に畑がある所があったのですが・・・
転落。
もう涙が涙が、ポロポロポロポロ・・・
畑やったので、土が柔らかく、怪我すらしませんでしたが、
とにかく体中泥まみれ。
数分後、泥だらけになっている私を近所のおっちゃんが発見!
怪我がないのを確認すると、私の土をはらってくれ、
同じく泥まみれになった自転車と一緒に、
家まで送ってくれました。
何はともあれ怪我がなくて良かったのですが、
私の心は泥まみれのまま。
しゅ~んとなっている私を見かねて、
お父さんが、オレンジジュースを買ってきてくれました。
我が家の基本飲料は牛乳でして、
ジュースというものはお客様が来るか、お祝いごとの時に飲む、
それはそれは敷居の高い飲み物でした。
そんなオレンジジュースは私にとって夢の飲み物でして、
それはそれは嬉しかったなあ~。
長い坂を下り、スーパーに行き、
オレンジジュース1本を買い、
また長い坂を上り、家に帰って来てくれたお父さん。
・・・今日、そのスーパーの前に七夕の笹が飾ってあって、
その短冊の1つに、
「自転車で長い坂を下りられますように」
というお願いごとがありました。
せやなあ、ちょっと坂は恐いもんなあ。
でも、あんまり無理して乗ったらあかんでえ~。
けがしたらあかんしな、
お父さん、オレンジジュース買うて、家までの長い坂登るん、大変やからね。
私が小学校1年生くらいの頃、
初めて補助輪なしのいわゆる2輪の自転車に、1人で乗れるようになった時のこと。
もう嬉しくて嬉しくて、乗れた♪乗れた♪と、
何度も何度も、家の前の道を往復していました。
ちゃりちゃりるるる~ん♪
嬉しさのあまり、だんだん自転車ではなく調子に乗り出した私。
道の端っこなんかも走りだしました。
その道沿いには柵とかがなく、3~4m下に畑がある所があったのですが・・・
転落。
もう涙が涙が、ポロポロポロポロ・・・
畑やったので、土が柔らかく、怪我すらしませんでしたが、
とにかく体中泥まみれ。
数分後、泥だらけになっている私を近所のおっちゃんが発見!
怪我がないのを確認すると、私の土をはらってくれ、
同じく泥まみれになった自転車と一緒に、
家まで送ってくれました。
何はともあれ怪我がなくて良かったのですが、
私の心は泥まみれのまま。
しゅ~んとなっている私を見かねて、
お父さんが、オレンジジュースを買ってきてくれました。
我が家の基本飲料は牛乳でして、
ジュースというものはお客様が来るか、お祝いごとの時に飲む、
それはそれは敷居の高い飲み物でした。
そんなオレンジジュースは私にとって夢の飲み物でして、
それはそれは嬉しかったなあ~。
長い坂を下り、スーパーに行き、
オレンジジュース1本を買い、
また長い坂を上り、家に帰って来てくれたお父さん。
・・・今日、そのスーパーの前に七夕の笹が飾ってあって、
その短冊の1つに、
「自転車で長い坂を下りられますように」
というお願いごとがありました。
せやなあ、ちょっと坂は恐いもんなあ。
でも、あんまり無理して乗ったらあかんでえ~。
けがしたらあかんしな、
お父さん、オレンジジュース買うて、家までの長い坂登るん、大変やからね。
Posted by aya at 03:04│Comments(0)