たなごころ

先日、久しぶりにいつも着いひん服を着てバンドのリハへ。
おおっ！？
それは春らしい薄ピンクのフリフリのふわふわのさぞや女性らしい・・・
という訳でもなく、普通の黒のカットソーです。

しかししかしですね、
これが胸元で妖精が踊り、袖口で蝶が舞い、
（・・・でも言葉にするとなんか派手な大阪のおばちゃんみたいな気がしますが、
至って地味なんですよ。）
プラス肩の部分がパフスリーブ？やったっけ？
あのちょっとふわっと盛り上がったのんですよ。
童話でお姫様が着てるドレスの肩の部分の小さいかぼちゃみたいなんを、
控えめに、控えめに、した感じの・・・乙女チックカットソ～～♪

これが！！

似合わへん！！

・・・せやから、着いひんかったのに・・・
貧乏性故、着いひんともったいないなあ、とか、
人情溢れる性格なので（笑）、着いひんと、こいつも可哀相やなあ、とか思うと・・・
着てみたものの・・・

いつもはそのバンドではおニューの服を着ている人にはツッコミが入るのですが、
私の乙女チックカットソーにはコメント無く・・・
無言で語る感想が聞こえてくる～～

似合わへん！！

こいつ（乙女チックカットソー）の行く末をどうしてくれよう。
彼女も、きっともっと自分に合った相棒に乗り換えたいと思っているに違いない・・・

・・・きっとその方が彼女の為なんでしょうなあ。
でも、いざそれでお別れの時が来たら、淋しいやろなあ。
でも、ちゃんと似合う人に着てもらっている彼女を見たら、嬉しく思えるかなあ。

人の場合も、そんな風に思えたらいいのに。

出会いと別れ、春ですなあ～～